つみたてNISA(新NISAのつみたて投資枠)を始めるとき、最初に悩むのが「どの投資信託を買えばいいのか?」という点です。
投資信託は商品数が多く、似た名前も多いため、初心者ほど迷いやすいです。
しかし、結論から言うと、つみたてNISAで選ぶべき投資信託はある程度決まっています。
本記事では、つみたてNISAで人気が高く、長期投資に向いている投資信託をランキング形式で紹介します。
あわせて、失敗しない選び方や、初心者がやりがちなNG例もわかりやすく解説します。
つみたてNISAで投資信託を選ぶ前に知っておきたいこと
つみたてNISAで買う投資信託は、基本的に「長期で積み立てること」を前提に選びます。
そのため、短期で儲かりそうな商品よりも、
-
低コスト(信託報酬が安い)
-
分散が効いている
-
長期運用の実績がある
-
純資産が多く、人気がある
このあたりを重視するのが王道です。
つみたてNISAでおすすめの投資信託ランキング【初心者向け】
ここから、つみたてNISA(つみたて投資枠)でおすすめの投資信託をランキングで紹介します。
ランキングは以下の基準で選定しています。
-
信託報酬の安さ
-
長期投資向きの指数(インデックス)
-
純資産(人気・安定性)
-
初心者でも理解しやすい中身
第1位:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
初心者が最初に選ぶなら、まずこれが最有力です。
この投資信託は、通称「オルカン」と呼ばれ、世界中の株式に分散投資できる商品です。
特徴
-
1本で世界中に分散できる
-
信託報酬が安い
-
長期投資に向いている
-
迷ったらこれでOKと言える代表格
こんな人におすすめ
-
何を買えばいいかわからない初心者
-
1本で分散投資したい人
-
米国だけに偏るのが不安な人
第2位:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
つみたてNISAの定番中の定番がS&P500です。
米国の代表企業500社にまとめて投資できるため、長期の成長が期待されています。
特徴
-
米国の成長に乗れる
-
信託報酬が安い
-
人気が非常に高い
こんな人におすすめ
-
米国の成長を信じて投資したい人
-
多少の上下は気にせず長期で積み立てたい人
第3位:SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド
オルカンの有力な代替として人気が高いのが、SBI・Vシリーズです。
指数は全世界株式で、内容はオルカンに近いですが、運用会社が異なります。
特徴
-
全世界株式に分散できる
-
低コスト
-
SBI証券ユーザーに人気
第4位:SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
こちらはS&P500版のSBI・Vシリーズです。
eMAXIS Slimと並んで人気が高く、同じ指数を低コストで買えるのが魅力です。
第5位:楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・VT)
楽天証券ユーザーで、全世界株式を買いたい人の定番商品です。
米国ETF「VT」に連動する投資信託で、世界中に幅広く分散できます。
つみたてNISAおすすめ投資信託 比較表
| ランキング | 商品名 | 投資対象 | 特徴 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン) | 全世界 | 迷ったらこれ | 非常に高い |
| 2位 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 米国 | 米国成長に集中 | 非常に高い |
| 3位 | SBI・V・全世界株式 | 全世界 | 低コスト | 高い |
| 4位 | SBI・V・S&P500 | 米国 | 低コスト | 高い |
| 5位 | 楽天・全世界株式(楽天VT) | 全世界 | 楽天ユーザー向け | 高い |
※信託報酬などは改定されることがあるため、購入前に必ず証券会社の最新情報をご確認ください。
初心者が失敗しない投資信託の選び方(重要)
ランキングを見ても「結局どれがいいの?」と迷う場合は、次の基準で選べばOKです。
迷ったら「オルカン」か「S&P500」
初心者が最初に買うなら、ほぼこの2択です。
-
世界分散で安心 → オルカン
-
米国集中でリターン重視 → S&P500
信託報酬が安いものを選ぶ
投資信託は、長期で持つほど「手数料の差」が効いてきます。
同じ指数の商品が複数ある場合は、基本的に信託報酬が低いものが有利です。
分配金が出る投信は基本避ける
つみたてNISAで長期投資をするなら、分配金が出るタイプは基本的におすすめしません。
理由はシンプルで、
-
分配金が出ると複利が効きにくい
-
つみたてNISAは積立で増やすのが強い
からです。
つみたてNISAでやってはいけないNG例
初心者がやりがちな失敗を先に知っておくと、遠回りせずに済みます。
NG1:よくわからないテーマ型投信を買う
AI、ロボット、宇宙など、流行のテーマ型投信は魅力的に見えますが、長期投資では不利になることもあります。
特に初心者のうちは、まずインデックス型で土台を作るのが安全です。
NG2:短期で売買してしまう
つみたてNISAは「長期で積み立てるほど強い制度」です。
途中で下落があっても、焦って売ると損失になりやすいので注意しましょう。
NG3:ランキング上位を複数買いすぎる
初心者は「全部買えば分散になる」と思いがちですが、オルカンとS&P500を両方買うと中身がかなり被ります。
まずは1本を決めて積み立て、慣れてから増やす方が失敗しにくいです。
よくある質問(FAQ)
Q. つみたてNISAはオルカンとS&P500どっちがいい?
迷ったらオルカンがおすすめです。
オルカンは世界分散なので、米国が不調な時期でも他の国がカバーする可能性があります。
一方、S&P500は米国に集中するため、リターンは高くなりやすいですが、偏りも大きいです。
Q. つみたてNISAは何本買うのがベスト?
初心者は1本でOKです。
最初から複数買うより、1本に絞って長期で積み立てる方が成功しやすいです。
Q. 途中で投資信託を変更してもいい?
変更しても問題ありません。
ただし、短期間でコロコロ変えると成果が出にくくなります。
基本は「年1回程度の見直し」で十分です。
まとめ:つみたてNISAはこの2択でほぼ勝てる
つみたてNISAで投資信託を選ぶなら、初心者はまず以下の2択で考えればOKです。
-
世界分散で安心 → オルカン
-
米国成長に集中 → S&P500
そして大事なのは、商品選びよりも「積み立てを続けること」です。
つみたてNISAは、続けた人が勝ちやすい制度です。
関連記事
-
投資信託とは?初心者向けに仕組みをわかりやすく解説
-
信託報酬とは?手数料の違いで損する理由
-
分配金あり・なし投信の違い(初心者向け)
-
新NISAのつみたて投資枠とは?制度をわかりやすく解説

